道路工事、外構工事、リフォーム、設備工事などでよく使われる「相見積(あいみつ)」。
建設工事では、単純に一番安い業者を選ぶだけでなく、施工条件や対応力なども含めて比較することが重要です。
相見積 とは?
相見積とは、複数の業者から見積書を取り
価格や施工内容、契約条件などを比較して取引先を決めることです。
建設工事では、
- 工事金額
- 使用資材
- 工期
- 施工方法
- 管理体制
- 過去実績(品質のよさ)
- アフター対応
などを総合的に比較します。

安いだけで決めるのは危険な場合もある
以前は「一番安い会社を選ぶ」という考え方も多くありました。
しかし現在では、
- 現場対応
- 安全管理
- 品質管理
- 過去実績
- 工期対応
- アフターフォロー
なども重要視されています。極端に安い見積の場合、
- 必要な作業が含まれていない
- 管理費が不足している
- 追加工事が発生しやすい
といったケースもあるため注意が必要です。
見積価格が会社ごとに違う理由
建設工事では、同じ工事内容でも会社ごとに見積金額が変わります。
これは単純な「ぼったくり」ではなく、施工条件や会社の体制が異なるためです。
例えば、
- 積算ソフト
- 独自の歩掛
- 保有機械
- 自社施工
- 技術ノウハウ
- 建設資材の購入費用(得意不得意がある)
などによって施工コストは変化します。
機械や設備を持つ会社は強い
自社で重機や設備を保有している会社は、レンタル費用を抑えやすくなります。
また、施工経験やノウハウが豊富な会社は、効率的な施工方法を知っているため、コストを抑えられる場合があります。
逆に、
- 現場までの距離が遠い
- 外注工事が多い
- 特殊施工が必要
などの場合は、見積金額が高くなる傾向があります。
相見積は失礼?
「複数社に見積を頼むのは失礼では?」と感じる人もいます。しかし建設工事では、価格や施工内容を比較するために相見積は一般的です。
発注者側にとっても、
- 適正価格の確認
- 工事内容の比較
- 業者選定
のために重要な作業になります。
建設資材単価:ネット価格と単純比較しない
注意したいのが、建設工事の見積をネット通販の最安値と単純比較しないことです。
建設工事の見積は、
- 材料費
- 運搬費
- 加工費
- 施工費
- 管理費
- 安全対策
などを含む「材工共」の考え方が基本です。
また、工事で使用する資材は、専門商社などから品質確認された製品を使用することが多く、安全面も考慮されています。
相見積は「価格比較」だけではない
建設工事の相見積は、単純な価格競争だけではありません。
- 安全性
- 品質
- 管理体制
- 工期
- 対応力
- 実績
などを含め、総合的に比較することが重要です。
関連用語
請求書 / 原価管理 / 実行予算 / 単価表 / 諸経費 / 材工共 / 事前調査 / 進捗率



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