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曝気(ばっき)とは?埋戻し土などの含水比を調整、抜気との違い

曝気

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この用語の詳細

曝気(ばっき)とは、土や汚泥などを空気にさらして攪拌し、水分を蒸発させたり、酸素を取り込ませたりする作業をいいます。

建設工事では、雨天後や地下水の影響などで水分を多く含んだ土を、そのまま流用土として埋戻しや盛土に使用できない場合があります。 そのようなときは、

  • 土を広げる
  • バックホウなどで攪拌する
  • 日光や風に当てる

ことで自然乾燥を促し、含水比を下げて施工しやすい状態に調整します。
また、必要に応じて石灰やセメント系固化材などを併用し、土質改良を行うこともあります。

曝気は工程管理や品質管理にも関わる重要な作業であり、適切な含水比へ調整することで締固め品質や施工性の向上につながります。

曝気・抜気(ばっき)との違い

ちょっと似ている「ばっき」は曝気抜気で意味が異なります。

曝気(ばっき)

  • 空気にさらす
  • 水分を蒸発させる
  • 土や汚泥の乾燥・土質改良などで使用

抜気(ばっき)

  • 空気を抜く
  • 真空状態に近づける
  • 配管・設備・樹脂施工・真空ポンプなどで使用
矢印下

建設現場で土を乾燥させる作業は曝気が正しい表記です。→曝す(さらす)・曝露のばく(空気に曝す)

現場では「ばっき」と呼ぶことが多いため、漢字を書く機会は意外と少ないかもしれません。
私も工事写真の黒板に「曝気」と書く際に、「抜気」だったかな?と調べ直した記憶があります。
一度覚えてしまえば難しくありませんが、「抜気」と混同しやすいため、報告書や工事写真を作成するときは「曝気」が正しい表記になります。

応用

埋戻し工事

雨の影響で含水比が高くなった埋戻し土を広げ、バックホウで攪拌しながら曝気を行い、締固めしやすい状態へ調整します。

盛土工事

施工基準を満たす含水比になるまで曝気を実施し、その後ローラーなどで締固めを行います。

土質改良

曝気だけで十分に乾燥しない場合は、石灰や固化材を混合しながら施工を進めます。

曝気は「乾燥させること」が目的ではなく、「適切な含水比へ調整して品質の良い施工を行うこと」が目的です。
また、現場では「ばっき」と呼ばれることが多いですが、土を乾燥させる作業は「曝気」と書き、「抜気」とは意味が異なります。

MCOON:Catch the hammer

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