この用語の詳細
コールドジョイントとは、コンクリート打設時に打ち重ね時間が長くなり、先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートが十分に一体化しない状態をいいます。
現場によっては、
・じゃんか
・あばた
などと呼ばれることもありますが、コールドジョイントとは厳密には異なる現象を指す場合もあります。
コールドジョイントが発生すると、構造物の一体性が低下し、強度や耐久性へ影響を及ぼす可能性があります。
また、隙間や打継面から水や空気が浸入しやすくなるため、
・中性化
・塩害
・鉄筋腐食
などの劣化が内部から進行する原因となる場合があります。
コールドジョイントは施工不良の一種として扱われることが多く、施工管理や品質管理において重要な確認項目となります。
実用例
コールドジョイントは、コンクリートの打ち重ね時間が長くなるほど発生リスクが高まります。
一般的な目安として、
・外気温25℃未満:2.5時間以内
・外気温25℃以上:2.0時間以内
で打ち重ねることが推奨されています。
特に暑中コンクリートでは硬化が早く進行するため注意が必要です。
また、コールドジョイント防止のためには、コンクリート打設時にバイブレーターを適切に使用することが重要です。
バイブレーターは垂直に挿入し、先に打設したコンクリートへ約10cm程度食い込ませるように施工します。
挿入間隔は50cm以内を目安とし、十分な締固めを行います。
発生後の確認方法としては、
・目視点検
・クラックスケールによるひび割れ確認
・超音波探査
・衝撃弾性波法
・コア採取による強度試験
・中性化試験
などがあります。
状況に応じて、
・ひび割れ補修材の充填
・樹脂注入
・Uカットシール工法
などの補修方法が採用されます。
このページでは建設工事におけるコールドジョイントの意味や実用例を解説します。


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