あばた とは?
あばた の読み:あばた
あばたとは、コンクリート打設時に内部の空気が抜けきらず、硬化後の表面に小さな気泡跡として現れる凹凸(ピンホール状の欠陥)のことです。
あばた の詳細・定義
コンクリートは打設時に空気を含んでおり、通常は締固め(バイブレーターなど)によって外へ排出されます。
しかし、締固め不足や流動性不足などがあると空気が表面付近に残り、硬化後に「あばた」として見える状態になります。
発生しやすい原因
締固め不足(バイブレーター未使用・不足)
コンクリートの流動性が低い(硬すぎる配合)
型枠表面の状態が悪い(乾燥・粗い)
剥離剤の未塗布や塗りムラ
関連用語との違い
- あばた:小さな気泡跡(表面の見た目中心)
- ジャンカ:粗骨材が露出する大きな欠陥(強度にも影響)
- 素(す):空隙が多くスカスカな状態(内部品質の問題)
あばたは比較的軽微ですが、ジャンカは構造的に問題になるケースがあります。

コンクリート表面に「雷おこし」のように穴が開いてしまうと
強度的にも見た目にもよくないですね。
バイブレーターなどで締固めにくい場所、コーナー、開口部など
空気が抜けにくい場所で発生しやすいので注意が必要です。
あばたの応用と補修方法、実例
あばたを抑える基本対策
① 打設前の準備
型枠に剥離剤を均一に塗布
型枠表面を軽く湿らせる(散水)→ コンクリートの滑りを良くする
② 打設中の処理
- バイブレーターで適切に締固め
- DIYレベルでは、木の棒などで突く
- 型枠を木槌で軽く叩く→ 気泡を浮かせて逃がす
③ 打設方法の工夫
高い位置から一気に流し込まない
層ごとに丁寧に打設する
あばたの補修方法
あばたの補修は、穴にモルタルをつめて仕上げるのが基本です。(必要なもの:バケツ、水、コテなど)
コンクリート表面との色の違いを抑えるには、白セメントを少量混ぜると補修跡が目立ちにくくなります。
よくある実例
- 擁壁や基礎の側面に小さな穴が多数見える
- 型枠を外した直後に表面がザラつく
- 外構DIYで見た目が悪くなる原因になる
実務ポイント(差が出る部分)
- 見た目だけでなく耐久性にも影響する場合あり
- 塗装・仕上げ前の下地不良につながる
- 打設品質の“わかりやすい指標”として現場でチェックされる
あばたに関係する用語
ジャンカ / 巣(す)/ 剥離剤 / 型枠


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