山間部や一般部でのフレコンバッグ活用例:仮設盛土・足場・土砂流出対策にも便利

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フレコンバッグ(大型土のう)は、河川工事だけでなく山間部の工事や一般的な土工事でも幅広く利用されています。
内部に砂や土砂を詰めることで、仮設的な盛土や足場としての役割を持たせることができます。

山間部での主な用途

・土砂崩れによる土砂流出を抑制
・重機の作業場所を仮設的に確保
・道路の仮設補強や工事車両の仮走路として

複数並べたり積み重ねることで、重量のあるフレコンバッグは土砂流出を抑える効果も期待できます。

ちなみに当時は「土石流」などの大規模災害復旧や護岸工事、砂防ダム工事にも従事していたため、フレコンバッグ(大型土のう)事情にはかなり詳しいです。
現場では冗談で「フレコンバッグを枕にして寝られるくらい慣れてる」なんて言うほどでした。(実際に枕にしていたのは秘密で)

仮設足場としての活用

フレコンバッグは強度のある素材で作られており、中に詰める土砂が固まれば強度が増します。
大型重機が走行しても破壊しにくく、重量が面で分散されるため、安全性と安定性に優れています。.

ただし、重大事故を防ぐためにも以下の併用が望ましいです。
・盛土と併用
・敷き鉄板(敷鉄板)併用

元の地盤が弱い場合でも、フレコンバッグを介して荷重を分散できるため、現場状況に合わせた柔軟な施工が可能です。

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フレコンバッグ自体は、ナイフで簡単に破くことができますが
(点または線での衝撃には弱い)
フレコンバッグと盛土、敷き鉄板などの組み合わせが適切であれば
数十トンクラスの重機が上を走行しても破壊されません。

まとめ

フレコンバッグは「大型土のう」としてのイメージが強いですが、仮設足場や盛土など、工事の仮設計画において欠かせない存在です。
特に山間部工事では、機械が入れない場所や地盤が不安定な場所でも高い効果を発揮できるため、応用範囲の広い仮設資材と言えます。

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