嵩上げ
嵩上げ(かさあげ)とは、マンホールや制水弁、汚水桝などを舗装仕上がり面に合わせて高さを調整し、周囲と平らになるよう施工する作業です。
この用語の詳細
嵩上げ(かさあげ)とは、既存の構造物や設備の高さを調整し、完成後の舗装面や地盤高に合わせる作業をいいます。
建設工事では既存の
- マンホール
- 制水弁
- 仕切弁筐
- 汚水桝
- 雨水桝
などの蓋や設備が、舗装工事や造成工事によって周囲より低くなったり高くなったりすることがあります。
そのままでは段差が生じ、車両や歩行者の通行に支障をきたすため、舗装の仕上がり高さに合わせて嵩上げを行います。
嵩上げには、
- 調整リング
- モルタル(無収縮モルタル)
- 専用嵩上げ材
などを使用し、構造物の種類や管理者の基準に合わせて施工します。
完成後は、舗装面と構造物がほぼ同じ高さとなるよう仕上げることが重要です。
嵩上げ:漢字のポイント
「かさあげ」は嵩上げと書きます。
「嵩(かさ)」には、 高さ・かさばる・容積 といった意味があります。


漢字の形は、 「山」と「高」が組み合わさったような字 と覚えると、現場でも思い出しやすくなります。
応用(嵩上げ作業を施工計画書や協議で用いる場合)
舗装工事
道路の舗装仕上がりが、マンホールが周囲より低くなるおそれがある場合、調整リングを使用して舗装高さまで嵩上げを行います。
例:NO.〇〇+10.00(右側) など
水道工事
制水弁や仕切弁筐の高さを舗装仕上がり面へ合わせ、点検や維持管理が行いやすいよう調整します。
外構工事
住宅や施設周辺の汚水桝・雨水桝を完成地盤に合わせて嵩上げし、段差が生じないよう仕上げます。(施工します)

嵩上げは単に高さを合わせるだけではなく、車両や歩行者が安全に通行できるよう、仕上がり面を平らに整える重要な施工です。 また、マンホールや桝が数センチずれるだけでも乗り心地や排水性に影響するため、最後の仕上げまで丁寧な調整が求められます。
(降雪地域では除雪作業でブルドーザーの爪がマンホールなどに引っかからないよう、若干低めで仕上がることをおすすめします)



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