
エクセル版 建設業の許可票のダウンロード 2023年版

はじめまして。このサイトを運営しているMコンです。
建設業界に携わり、現場管理やIT活用を中心に実績を積んできました。
この記事では、私がこれまでの経験から学んだ知識を元に、具体的な事例と共に解説しています。少しでも皆さまの役に立つ情報を提供できれば幸いです。
「建設業の許可票」は工事を行ううえで必要不可欠な書類のひとつです。
以下にエクセル版のデータをご用意いたしましたので、ダウンロード後、必要項目を入力してご活用ください。
※無料「建設業の許可票EXCEL 17KB」ウイルスチェック済・マクロ等を含んでいません。
建設業の許可票 記載方法と解説

ファイルをダウンロード後、データを開くと上の画像が表示されます。
※赤丸で囲まれた①~⑧の数字は入っていません。
建設業の許可票作成前に用意しておくと便利な書類
建設業の許可票を正しく入力するためには、いくつか用意しておくと便利な書類があります。
準備しておくとよい書類の例は以下の通りです。
(様式20-1)下請負人に関する事項
特定(一般)建設業許可指令書(写し)
(監理)技術者の技術検定合格証明書など(写し)
技術者の健康保険証など(裏表の写し)
雇用保険被保険者資格取得等確認通知書(写し)
保険料納入告知額・領収済額通知書(写し)
労働保険料等納入通知書(写し)
建設業退職金共済契約者証(写し)
作業員名簿(写し)
上に記載した書類は、下請け工事を行う場合に元請けに提出する書類とほぼ同じものとなっていますので、普段からこれらの書類を一式用意しておくと効率的です。
① 商号または名称:書き方と解説
工事を行う会社の名称を入力します。
注意点としては、(株)〇〇や(有)〇〇などのように記載しないようにしましょう。
有限会社〇〇、〇〇株式会社などの企業形態は、略せずに記載することが前提です。
前株・後ろ株なども間違えやすいので、不明な時はインターネットや書類を確認しておきます。
② 代表者の氏名:書き方と解説
代表者の氏名は「代表取締役社長〇〇」のように、記載します。
参考・確認におすすめな書類は「様式20-1下請負人に関する事項」もしくは特定(一般)建設業許可指令書です。
③ 監理技術者の氏名:書き方と解説
工事に従事する監理技術者の氏名及び専任の有無を記載します。
氏名の右側には「専任」・「非専任」のいずれかを記載し、氏名の部分には部署名や役職は記載しなくても問題ありません。
④ 資格者・資格者証交付番号:書き方と解説
担当する工事に関連する資格名と資格者番号を正しく記載します。
例:1級土木施工管理技士、第C〇〇〇号など
参考・確認に使用する書類は、技術検定合格証明書などがあります。
⑤ 一般建設業または特定建設業:書き方と解説
工事を行う会社が取得している「建設業の許可」を確認します。
ここでは「一般建設業」か「特定建設業」のいずれかを記載するだけです。
⑥ 許可を受けた建設業:書き方と解説
特定(一般)建設業許可指令書または「様式20-1 下請負人に関する事項」を参考・確認します。
※それらの書類の中で、「3 建設業の種類」か「建設業の許可」の部分に記載されています。
土木工事業、とび・土工工事業、舗装工事業、塗装工事業、水道設備工事業、解体工事業など、複数の許可を取得している場合は、工事に関連しているもののみ記載するか、すべて記載しても構いません。
⑦ 許可番号:書き方と解説
特定(一般)建設業許可指令書または「様式20-1 下請負人に関する事項」を参考・確認します。
許可番号は、図例のように許可番号と種類を記載します。
⑧ 許可年月日:書き方と解説
特定(一般)建設業許可指令書または「様式20-1 下請負人に関する事項」を参考・確認します。
様式20-1 下請負人に関する事項には「許可(更新)年月日」という項目があり、その日付とあわせて同じ日付を記載すると書類の整合性を図れます。
※許可を申請した日や、許可の更新申請の提出期限ではなく、許可の有効期間(開始日)を記載します。
その他におすすめな様式は以下の通りです。