古いテレビを壁掛けにしたいと思ったとき、意外と困るのが「スタンドをどうやって外すのか」という問題です。
現在では壁掛け対応のテレビやモニターも珍しくありませんが、少し古いテレビになると、説明書が手元になかったり、スタンドの取り付け構造が分からなかったりすることがあります。
今回、MCOONで使用しているのは2005年製の32型REGZAです。
購入した当時はアパートの低いテレビ台に置いて使用していたため、付属していたスタンドをそのまま使っていました。
それからかなりの年月が経過し、現在ではこのテレビをHDMIケーブルでPCやXboxなどのゲーム機に接続して、やや大きめのディスプレイとして再利用しています。
今回は、この古いREGZAを壁掛けできるようにするため、まずスタンドの取り外しから始めました。

つまり、REGZAをPCデュアルモニター兼、ゲーム用のモニターとして復活させつつ、せっかくなのでDIYもかねて壁掛けにしようかと。
古いREGZAを今でもゲーム用に使っている
2005年製なので、現在のテレビと比べればかなり古い製品です。
それでも、HDMI接続によってPCやゲーム機の画面を表示できるため、MCOONでは現在も現役です。
新しいテレビやモニターを購入するという方法もありますが、まだ使えるものをわざわざ処分する必要もありません。
むしろ古い機材を現在の環境に組み込んでみると、少し変わったゲーム環境を作ることができます。
今回の目的は、「古いテレビを捨てずに、現在のゲーム環境へ再利用する」ことです。

ちなみに、似た年代の古いテレビであれば中古屋さんで3,000~5,000で購入できます。私は使っていませんが、BCASカードが必要な方は中古で購入する場合、カードの有無を確認して下さい。
スタンドを外したいが、どこを緩めればいい?


スタンドを取り外す前に、一応タイヤ交換用のクロスレンチも持ってきました。(結局使いませんでしたが)
こういった工具は倉庫や作業所に溢れかえっていますので、買い足すのではなく使い倒す所存です。(笑)
テレビを持ち上げてスタンド部分を確認すると、スタンドの中央付近に比較的大きなボルトが見えました。
サイズを確認すると19mm程度のボルトです。
最初は、「これを緩めればテレビ本体とスタンドを分離できるのでは?」
と考えました。
ところが、本体とスタンドの接続部分をよく観察すると、別の細いボルトのようなものが4本見えています。
テレビ本体を揺らすとグラグラする4本のボルト

スタンドを少し動かしてみても、わずかにグラグラするだけで、そのまま引き抜けるような感じではありません。
大きなボルトが見えているので、そこが固定部分だと思い込んでしまいそうですが、実際にはそうではありませんでした。
ここで一度、テレビ本体とスタンドの構造を確認することにしました。

すき間から4本のボルトが見えていますが
スタンド底面やテレビ本体(外側)から直接この簿rとを緩めることは構造的に不可能です。ではどうやってスタンドを外せばいいか?
スタンド底部のボルトだけでは外れない

確認してみると、スタンド底部から見えている大きなボルトは、テレビ本体とスタンドを直接固定するためのものではなく、スタンド側の構造や強度を確保しつつ、テレビの向きを調節するための部材でした。
テレビ本体とスタンドを固定しているのは、テレビ本体裏側にある別の小さなネジです。
REGZAを裏側から見ると、スタンドの取り付け部分付近に4本のネジが確認できます。
大きなボルトと比べるとかなり細いため、
「こんな小さなネジでテレビを支えているの?」
と思うかもしれません。
しかし、スタンドにはテレビ本体へ差し込むための金具があり、その金具を本体側のネジで固定する構造になっています。
つまり、大きなボルトと小さなネジが単純に相互接続されているわけではありません。
この構造が分かると、スタンドを外す方法も見えてきます。
スタンドを外すために用意したもの
今回用意した工具は、基本的にドライバー1本です。
スパナなどを使う必要はありませんでした。
また、テレビを逆さまにして作業する必要もありません。
古いテレビとはいえ、それなりの重量があります。
不安定な状態でテレビを逆さまにすると、転倒や破損、ケガにつながる可能性があるため、できるだけ安定した状態で作業することにしました。
作業するときは、テレビを一人で持ち上げる必要がないよう、周囲のスペースを確保しておくことも重要です。
テレビ本体裏側の4本のネジを緩める

スタンドを固定している4本のネジを、ドライバーで少しずつ緩めていきます。
ここで重要なのは、テレビ本体を分解するわけではないということです。
今回確認した4本のネジは、スタンドをテレビ本体に固定している部分です。
4本すべてを緩めたところで、テレビ本体を安定した状態から真っすぐ上方向へ持ち上げると、スタンドを分離することができました。
写真:4本のネジ

思っていたよりも簡単です。
外したネジはなくさないように保管
取り外したネジは、後でスタンドを再び取り付ける可能性もあるため、なくさないようにしておきます。
私は、取り外した部品を別々の場所に置いてしまうと後から分からなくなるので、できるだけ本体やスタンドと一緒に保管するようにしています。
古い機材ほど、
「このネジは何に使うものだった?」
となりやすいので、写真を撮って記録しておくのもおすすめです。
古いREGZAを壁掛けにする
スタンドを外せたので、次はテレビ本体を壁掛けできるようにします。
今回のREGZAには、背面に壁掛け用として利用できるネジ穴があります。
テレビの壁掛け規格は、メーカーや型番、サイズによって異なるため、古いREGZAならすべて同じだと考えない方が安全です。

今回使用した2005年製32型REGZAについては、背面の取り付け穴を確認すると、約20cm四方の間隔になっていました。
ネジについても実物を確認し、今回の環境ではM6サイズを使用しました。
ネジの長さについては壁掛け金具や取り付ける部材の厚さによって変わるため、単純に「M6なら何mm」と決めるのではなく、テレビ側のネジ穴の深さ、金具の厚さなどを確認する必要があります。


私の場合、テレビ本体の重量は別のスタンドで支え切れているため
市販の固定金具は使わずに、薄い鉄板に穴空けと溶接加工で固定しています(上側のみ)
壁掛け用金具の例
>> テレビ壁掛け金具 13~42インチ対応 伸縮アーム式 チルト・スイベル 耐荷重20kg

テレビ固定用のネジ間隔は、いくつか規格が決まっていますので
お持ちのテレビやモニターのサイズを確認してください。
専用金具を買わず、家にある材料で作る
テレビを壁掛けするだけなら、市販の専用壁掛け金具を購入するのが一番簡単です。
しかし、今回はMCOONのDIYコンテンツということもあり、専用金具を購入せず、家にあった薄い鉄板を利用して取り付け部分を製作することにしました。
鉄板に必要な位置へ穴を開け、固定できるように加工します。
MCONでは建設系の工具を普段から使用しているため、
- 寸法を測る
- 穴の位置を決める
- 穴を開ける
- 金具を加工する
- 必要に応じて溶接する
といった作業を自分で行うことができます。
市販品を買えば短時間で終わる作業でも、手元にある材料を利用して作ってみると、それ自体がDIYの題材になります。
古いテレビだからこそ、再利用してみる
MCOON流 ゲーミングルーム兼撮影ブース兼オフィスワーク部屋

今回のREGZAは、2005年製です。
新品の最新テレビと比べれば、性能面で優れているわけではありません。
それでも、PCやXboxにつないで書類作成やゲームをするという用途では、現在でも十分に使うことができます。
そしてスタンドを外して壁掛けにすることで、低いテレビ台に置いていた頃とは全く違った印象になりました。
古い機材を処分して新しいものを買うのではなく、
「まだ使えるなら、現在の環境に合わせて使い方を変えてみる」
というのも一つの方法だと思います。

ちなみに写真に写っているヘルメットは、父親がモトクロスで使用していた年代物で、あえてジャンクヤード風な作業部屋・ゲーミングルームなどを制作中です。
古いREGZAがゲーミングルーム環境の一部にもなりうる
今回の作業は、単純にテレビを壁掛けしただけではありません。
現在MCONでは、中古で購入した古いタイプのレーシングコントローラーをDIYで固定し、ワークベンチなどを利用してゲーム環境を作っています。
そこへ今回のREGZAを組み合わせれば、
2005年製のテレビ
中古のレーシングコントローラー
建設系の工具・金物
DIYで製作した固定部材
という、少し変わったゲーム環境になります。
最新のスタイリッシュなゲーミングルームとは趣が異なりますが、こうした古い機材と現在のデジタル環境を組み合わせることも、MCOONらしい楽しみ方の一つです。
今回分かったこと
今回の作業で一番印象に残ったのは、
「見えている大きなボルトが、必ずしも取り外しのためのボルトとは限らない」
ということでした。
スタンドを外せないと思ったときは、無理に力をかけるのではなく、本体とスタンドがどのような構造で接続されているのかを確認することが大切です。
また、古いテレビの場合は、現在の製品とは構造が異なる可能性があります。
今回紹介した方法がすべてのREGZAにそのまま使えるとは限りません。
壁掛けを行う場合も、テレビ本体の重量、背面の取り付け規格、ネジ径・長さ、壁の強度、使用する金具や固定方法を必ず確認してください。
特に自作の壁掛け金具を使用する場合は、テレビが落下しない十分な強度と安全性を確保する必要があります。
まとめ
古いREGZAのスタンドが外せず、最初はスタンド底部の大きなボルトを疑いました。
しかし実際には、テレビ本体の背面にある4本の小さなネジを緩めることで、スタンドを分離することができました。
スタンドを取り外した後は、背面の壁掛け用ネジ穴を確認し、今回は市販の専用金具ではなく、手元にあった鉄板を加工して壁掛け用の固定部材を製作しました。
古いテレビでも、使い方を変えれば現在のPCやゲーム機と組み合わせて再利用できます。
最新の機材を買い揃えるだけではなく、
「今あるものをどうやってもう一度使うか」
を考えてみるのも、DIYの面白さなのかもしれません。
MCONでは今後も、古い機材や建設系の材料、身近にある工具などを利用しながら、ゲーム環境やPC環境を少しずつ作り直していく予定です。



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