この用語の詳細
施工不良とは、建設工事において完成した構造物や設備が、契約内容や設計図書、法令、品質基準などに適合していない状態のことです。
施工不良には様々な種類があり、
・出来形不足
・品質不足
・機能不足
・耐久性不足
・安全性の低下
などが含まれます。
また、工事が完成していても、
・法令基準を満たしていない
・設計どおりに施工されていない
・本来の性能を発揮できない
場合には施工不良と判断されることがあります。
土木工事では、
・コールドジョイント
・鉄筋のかぶり不足
・締固め不足
・出来形不足
などが代表例として挙げられます。
建築工事や住宅工事では、
・ドアやサッシの開閉不良
・雨漏りや漏水
・クロスや仕上げ材の施工不良
・建物の傾き
などが施工不良として問題になることがあります。
実用例
施工不良が発見された場合、発注者や施主は請負者に対して是正工事を求めることができます。
例えば、
・コンクリートに重大なひび割れが発生した
・設計寸法を満たしていない
・防水施工に不備があり漏水した
といった場合には、補修や再施工が必要になることがあります。
また、是正工事が可能な場合は是正工事を実施し、是正が不可能な場合や請負者が対応を拒否した場合には、
・請負代金の減額請求
・損害賠償請求
などの対象となる場合があります。
施工不良は民法上の契約不適合責任や、住宅品質確保促進法(品確法)に基づく責任問題へ発展することもあるため、施工計画・品質管理・安全管理を適切に実施することが重要です。
重大な施工不良の場合には、行政処分や社会的信用の低下につながることもあります。
補足(施工不良に対する相談や解決方法の例)
契約不適合責任
契約不適合責任に関するトラブルでは、
施工会社との協議だけでなく、
建築士や弁護士へ相談するケースもあります。
品確法
住宅の不具合が疑われる場合は、
住宅診断(ホームインスペクション)を利用して
状況を確認する方法もあります。
施工不良
重大な施工不良が疑われる場合は、
第三者機関による調査や建築士への相談が行われることがあります。
このページでは建設工事における施工不良の意味や実用例を解説します。


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