基本情報・株価チャート:ピーエス・コンストラクション(1871)
ピーエス・コンストラクション(1871)
証券コード 1871
会 社 名 ピーエス・コンストラクション株式会社
本社所在地 東京都港区東新橋一丁目9番1号東京汐留ビルディング18階
公式サイト https://www.psc.co.jp/
ピーエス・コンストラクションは、プレキャストコンクリート(PC)技術を活用した建設を強みとする企業です。プレキャストコンクリートとは、あらかじめ工場で製造したコンクリート部材を現場で組み立てる工法で、工期の短縮や省力化が可能になります。橋や建物の構造物に多く採用され、国内外で幅広く事業を展開しています。
土木部門(橋や大規模工事の効率化)
橋や大規模インフラの建設で、PC技術を使い工事の負担を軽減しながら工期を短縮する方法を提供。特に橋の建設では、トラス構造(骨組みを三角形で組む工法)を活用し、安全で効率的な架設を行っています。
建築部門(PCaPC工法での建築)
PCaPC工法は、プレキャスト部材をさらに工場で組み立てた状態で現場に搬入する方法。これにより建築工事の品質が安定し、施工期間の短縮が可能になります。
海外部門(アジア圏での橋梁・建築プロジェクト)
ヤンゴン(ミャンマー)、ハノイ(ベトナム)、ホーチミン(ベトナム)、ジャカルタ(インドネシア)、ダッカ(バングラデシュ)などで事業を展開。海外のグループ会社と協力し、橋や国道の建設などインフラ整備を進めています。
工場部門(JIS規格の建材製造)
**日本工業規格(JIS)**に適合するPC部材を生産。歩道橋や農道、PC床版(橋の床部分)、建築用の部材、PC杭(建物の基礎に使う柱状の構造)を製造し、全国に供給しています。
技術開発部門(次世代のコンクリート技術を研究)
PC杭、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)などの新技術を開発。また、高炉スラグ(鉄を製造する際に出る副産物)を活用し、CO₂排出を抑えつつ耐久性を向上させるコンクリート部材の研究も進めています。
メンテナンス部門(既存構造物の保守・補修)
高度成長期に建設された橋や建物は老朽化が進んでいます。そのため、塩害やひび割れ、耐震性の向上といったメンテナンスを行い、構造物の寿命を延ばす取り組みを進めています。
エネルギー部門(大型施設のPC工事)
原子力発電所の**PC製格納容器(PCCV)**や、LNGタンク(液化天然ガスの貯蔵施設)など、特殊なコンクリート技術を用いた建設を担当。
環境部門(解体・廃棄物処理・土壌汚染対策)
解体工事で発生する廃棄物の適正処理や、土壌汚染・ダイオキシンの影響を抑える技術を提供。環境負荷を減らしながら、安全な解体・リサイクルを推進しています。
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