建設工事においては、見積書や報告書、計画書など、さまざまな書類が必要になります。
工事に必要な専用ソフトもありますが、コストや動作面での理由から、多くの現場でExcelが採用されています。
さらにエクセルはユーザー数が多いため、わからない点はインターネットや書籍から簡単に学ぶことができ、Excelのバージョンに関わらず基本操作はほとんど変わらないため、一度覚えてしまえば大抵のことは出来てしまいます。
Excelの起動時にできること

Excelを起動するとホーム画面が表示されます。この画面からは、次のような操作が可能です。
- 新しい文書の作成:空白のブックを選んで作成を開始します。
- 保存済み文書の読み込み:過去のデータを再利用する際に便利です。
- テンプレートの活用:数式やテンプレートを使い、定型的な書類を簡単に作成できます。
この画面では、Microsoftアカウントの管理や設定の変更も可能で、画面のレイアウトやバックアップのタイミング、フォント設定なども調整できます。
Excelの基本メニュー

Excelの上部メニューには、さまざまな機能が並んでいます。
メニューを選択すると、下のリボンバーが切り替わり、使いたい機能を選ぶことができます。
各メニューの基本的な役割をご紹介します。
ホーム

文字や数値の入力、フォントやサイズの変更、テキストの配置、カンマ区切りや小数点設定、スタイルや罫線など、データ入力時に最もよく使う機能が揃っています。
挿入

文書に図やグラフ、写真、アイコン、3Dモデルなどを追加することができます。Excelに入力したデータを円グラフや折れ線グラフで視覚化したり、他の文書やWebリンクを貼ることも可能です。
描画

マウスやタッチペンを使って文書に注釈や線を描き、図形に変換することもできます。特に、タブレットやタッチパネルで作業する際に便利です。
ページレイアウト

印刷時の余白や用紙サイズの設定、文書のテーマの変更などを行います。
数式

計算に使える各種関数がここにあります。セルに直接数式を入力することも可能で、計算の順序やエラー確認にも便利です。
データ

テキストやCSVファイル、Webからデータをインポートできます。取り込んだデータは分析や予測に活用でき、建設工事のデータ管理にも役立ちます。
校閲

文書のスペルチェック、コメントの挿入など、校正に関連する機能です。
表示

Excel画面の表示切替えや拡大縮小、ウィンドウの分割が可能で、作業環境を整えるために使います。
ヘルプ

Excelの使い方について確認したり、サポートへの問い合わせやフィードバックを送ることができます。
何をしますか

Excelの操作方法について質問形式で確認することができます。

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