庭づくりで「木の雰囲気を出したいけど、腐食やメンテナンスが気になる」
そんなときに便利なのが、コンクリート製の擬木(ぎぼく)です。
公共工事や公園では、景観に配慮して
- ガードレール
- 転落防止柵
- 手すりや階段
などに、木のような見た目の製品が使われています。
👉 自然な見た目と耐久性を両立できる素材です
擬木とは?(ぎぼく)
擬木とは、自然の木に似せて作られた製品のこと。
- 見た目は木
- 中身はコンクリートやモルタル
という構造で、屋外でも長く使えるのが特徴です。
コンクリート製の擬木が、ホームセンターでは見かけにくい理由
擬木といっても、
- 樹脂製(軽くて安価)
- 連結フェンス型
は比較的見かけますが、
👉 コンクリート製の擬木は流通が少なめです。
そのため「知らないと出会えない素材」ですが、
👉 実は一般の方でも入手可能です

コンクリート製の擬木は、建材店・資材屋・一部のネット販売などで購入できます。
園芸用の擬木杭のサイズ感

一般的な規格は以下の通りです。
- 長さ:約30cm
- 直径:約6〜10cm
- 重さ:約1.5〜2kg
👉 手に持つとしっかり重みがあり、安定感があります。
庭でのおすすめの使い方
① 花壇の縁取りに
- 円形・曲線にも対応しやすい
- ナチュラルな雰囲気に仕上がる
👉 レンガより柔らかく、石より扱いやすい中間的な素材
② アプローチや歩道のアクセントに
- 土や砂利との相性が良い
- 直線にも曲線にも対応可能
👉 自然な区切りをつくれる
③ 土留めや段差(階段)として使う
杭の半分程度を土に埋めることで、
👉 簡易的な土留めや階段としても十分機能します
※土をたくさん入れる場合は注意
擬木杭で花壇や段差を作る場合(断面図)

- 土圧で外に倒れる可能性あり
- 対策として
- 地中にコンクリートで固定
- 上部を腐食しにくいロープなどで連結する

地中にコンクリート基礎を打つ場合ですが
鉄筋は入れなくても大丈夫です。
■ 簡単な擬木花壇の作り方
1.穴を掘る(※上図の青点線の断面で)
2.可能であれば10cmほど砂利を敷く(要締固め)
3.高さ15~20cmの型枠を設置する(※上図 赤い線)
4.型枠の半分ほどコンクリートを流し込む


5.1~2日後、コンクリートが硬化したら擬木杭を立てる
6.擬木杭が動かないように、2度目のコンクリートを枠いっぱいまで入れる。
7.1~2日後、型枠を分解する

補足の補足ですが、花壇の土に砂利(砕石)を混入させると
あとで処理が大変なので、砂利やコンクリートを使う場合はシートを敷いて養生することをお勧めします。
コンクリート製擬木のメリット

腐らない・水に強い
木製とは違い、
- 雨
- 湿気
- 水場
でも劣化しにくい
👉 水辺や湿気の多い場所にも使える
重量があり安定する
横に置いてもズレにくく、
👉 置くだけでもある程度形になる

床向きに置いて、低めの土留めに使用したり
簡易的に腰を下ろす(座る)用途にも使えます。
メンテナンスも可能
- 色が薄くなってきたら
→ 屋外用塗料で塗り直しOK
👉 長く使い続けられる素材
まとめ
- 木のような見た目で自然な庭に仕上がる
- 腐らず耐久性が高い
- 花壇・アプローチ・土留めなど用途が広い
👉 “自然っぽさ”と“扱いやすさ”を両立した、知る人ぞ知る便利素材です

ホームセンターではあまり見かけませんが、取り入れるだけで庭の雰囲気がぐっと変わる素材です。気になった方はぜひ一度探してみてください。


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