公共工事や民間工事において、現場を無事に完成させたとしても
工事成績点が伸びない
思ったより評価されない
と感じたことはないでしょうか。
実際の現場では
- 安全対策
- 工程管理
- 品質管理
しっかりやっているにも関わらず、それが評価につながらないケースは少なくありません。
評価されない理由はシンプルです
結論から言うと、「やっていることが伝わっていない」これがほとんどです。
現場では当たり前にやっていること
例えば
- KY活動
- 安全書類の整備
- 施工手順の工夫
- 近隣対応
これらは現場担当者にとっては「やっていて当たり前」のことです。
しかし発注者側から見ると「見えない」ものでもあります。
聞かれなければ評価されない、ここが重要です。
やっている取り組みを、担当者から聞かれなければ答えなければ、評価はプラスにならない
つまり
やっているだけではダメ
伝わる形にする必要がある(根拠やバックデータを残す)
ということです。
無料エクセルひな型:自社の施工プロセスチェックシート
施工プロセスチェックシート(PDF記載例)
エクセル様式 施工プロセスチェックのダウンロード

各項目の〇。△、✕はリスト形式です。
総合評価の計算はシート単独で動いています(数値を入力)
項目の追加や削除などのアレンジや、AIによる調整も可能です。
解決策:施工プロセスを「見える化」する
そこで有効なのが、施工プロセスチェックシートです。
自社プロセスチェックシートとは
今回紹介するエクセルデータは、実際に私が公共工事で提出していたものです。
内容は以下の通りです。
- 施工体制一般
- 配置技術者
- 施工管理
- 工程管理
- 安全対策
- 対外関係
これらはそのまま、工事成績評定の評価項目と一致しています。
何ができるのか
このチェックシートを使うことで、自社が何をやっているか・どこまで対応しているかを一覧で可視化できます。
さらに
- 発注者がチェックしやすい
- 説明の手間が減る
- というメリットがあります。
できる会社はここが違う
評価される会社は、やっていることを整理しているという共通点があります。
ただやる会社
現場はしっかりやる
書類も最低限整える
しかし説明はしない
→ 評価が伸びない
評価される会社
現場もしっかりやる
書類も整える
内容を一覧化して伝える
→ 評価につながる

自社の施工プロセスを把握しておくことは
逆にいえば「やらないこと」をルール化することに繋がりますから、工事担当者が無駄な労力や残業も減らせますね
民間工事でも効果あり
このチェックシートは公共工事だけでなく、民間工事でも有効です。
例えば
- 元請けへの説明
- 発注者への信頼アピール
- 自社の施工レベルの可視化
などに使えます。
10分で作成できる仕組み
このエクセルは、施工プロセスの要点のみを、チェック形式・入力簡略化しているため、
10分程度でまとめることが可能です。
実際には、過去に作成したデータをベースに
調整したものなので、すぐに使える内容になっています。

全体評価のエクセル計算も
ごく基本的な数式しか使ってません。
なぜ今「見える化」が必要なのか
現在は
SNS
動画
Webサイト
など、情報発信が当たり前の時代です。
その中で、自社の強みが伝えられない・何をやっている会社か分からない、という状態は、かなり不利になります。
情報を出す会社が選ばれる時代
- ホームページに何も書いていない
- SNSで発信していない
- 強みが分からない
こうした会社よりも
情報を整理して発信している会社の方が選ばれやすくなっています。
まとめ
今回のポイントはシンプルです。やっているだけでは評価されない・伝わる形にする必要がある・施工プロセスを見える化する
つまり
「施工の質」+「伝え方」
この両方が重要です。
最後に
現場は忙しく、毎日くたくたになる・書類まで手が回らない
という気持ちはよく分かります。
しかし
あと10分の整理で評価が変わる
としたらどうでしょうか。
このチェックシートを使って、自社の施工プロセスを一度「見える化」してみてください。
それが、「評価・信頼・次の仕事」につながる可能性があります。


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